【沖縄県国頭村】アダガーデンホテル沖縄の宿泊＆口コミレビュー！

連休を使って沖縄県北部…ヤンバルの森に囲まれた国頭村の大人気のリゾートホテルアダ・ガーデンホテル沖縄に泊ってきました！

最高速度30キロの道路標識を横目で見ながらヤンバルの原生林の中を、県道2号線の曲がりくねった細い道が山を登ったり下りたりしながらどこまでも続いている。

開け放した車の窓からは、ヤンバルの常緑広葉樹林で冷やされた涼風が入ってきて思っていたより暑くない。というか那覇市中心部より5、6度は低い。

沖縄自動車道許田インターを降りて車を走らせること、もう１時間半。道に迷ったんじゃないかと不安にかられ心細くなった頃、急に視界が開け淡い赤瓦の屋根、クリーム色の洋館が目に飛び込んできた。

これが秘境の宿として知られるアダガーデンホテル沖縄。屋根は沖縄赤瓦かと思ったら実際間近で見てみると違ってこれはベトナム瓦。雨が降ると木琴のような優しい音を奏でてくれる。

貝細工の施された木製のアンティーク応接セットが置かれたロビー。正面に見えるのがフロント。

チェックインを済ませ、早速部屋へ。部屋はシングルベッドが２つ並んだスタンダードツインルーム。ベッドのサイズは190cm×110cmとちょっと広め。天井も高いので背の高い…身長が180cmを超える人でも伸び伸びすごせそう。

机は、木製のアンティーク家具。

カーテンを開けてベランダへと出ると眼下にはヤンバルの原始の森が広がる。どおりで空気が美味しいわけだ。

洗面所。トイレは当然、ウォシュレット。アメニティは、歯ブラシ、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、髭剃り、コットンや綿棒の入ったレディースセット、ヘヤーブラシ、バスロ-ブ。

バスルームも広めだ。

チェックインの際に、フロントのすぐ隣にあるホテル内売店で使える割引券をもらったので早速行ってみる。小さな売店だが食料品も売っていて、写真の左手に見える冷蔵庫にはペットボトルに入ったミネラルウォーターはじめCCレモンなどのジュース、さんぴん茶、オリオンビールが冷えている。

他にも泡盛、カップラーメンやポテトチップ、お菓子もある。なぜ食料品も売っているのか？と言えばアダガーデンホテル沖縄のある国頭村安田（ヤスダと書いて、方言でアダと読む）には、コンビニがないから。

下の写真は、ホテル内売店のお土産コーナー。見てわかるように主役は、オレンジの鋭いくちばしが目印のヤンバルクイナグッツ。ヤンバルクイナのぬいぐるみや焼き物などなど。沖縄の他所では主役級のシーサの置物や紅型のれんも霞んで見える。

夕食の時間になったのでディナー会場へ。私はカジュアルディナーを選択。地元沖縄県の旬の食材が豊富に使われている。メインディッシュは牛肉のステーキの和風キノコソース。美味しかったです。ただ、使われている食材について説明してくれればベストだったかな。せっかくの食材へのこだわりが伝わりにくかったです。

なお朝食はこんな感じ。ごはん、味噌汁、沖縄県の県魚グルクン(和名タカサゴ)の焼き魚、有機納豆、卵焼きなどなど。

そうそうアダガーデンホテル沖縄のある国頭村のやんばるの森は、飛べない鳥ヤンバルクイナを始めとする天然記念物…というか絶滅危惧種の宝庫！ですから運が良ければ…野生のヤンバルクイナだったり。ちなみにヤンバルクイナの発見は、つい最近の1981年。日本中を驚かせましたね。

同じく世界中で沖縄本島北部のヤンバルの森にしかいない天然記念物ノグチゲラ。※写真は環境省のパンフレットより。

同じく世界中探しても沖縄本島、久米島、渡嘉敷島にしかいない天然記念物リュウキュウヤマガメなど貴重な野生動物達に出会えるかも？

ちなみに私は宿泊中ヤンバルクイナにもノグチゲラにもリュウキュウヤマガメにも出会えませんでした。でも…そもそも、その辺にゴロゴロいるなら天然記念物とか絶滅危惧種にならないもんね。

そういう出会えなかった人のために？アダ・ガーデンホテル沖縄の4階には「やんばる写真館」と名付けられたフォトギャラリーになっていて、ホテルのスタッフが撮影した貴重な動物や昆虫の写真を見ることが出来ます。

なお運が良ければ？アダ・ガーデンホテル沖縄の近所で見られる野生動物や昆虫は以下の通り。

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